50dai-dreamer’s diary

昭和の古民家購入記録

日本で初中古物件購入までの道すじ

2021年6月末にコロナ規制が厳しい中やっとの帰国。長かったイギリス生活から日本との二拠点生活が始まるはずだった!

 

もともと日本での二拠点生活をするという理由が、娘が20歳になる頃にイギリスでの就労支援が娘にあったものがないということ、娘が将来安全に暮らせるのは日本なのではということ、娘が日本の方がいいといっていること。

でも夫はまだイギリスに安定した仕事があるので辞めて来るわけにもいかず二拠点でやってみようと思ったのでした。

2021年に帰国したときはまだ11月にはイギリスに帰る予定でした。

 

まさか海外に行くのがこんなに難しいことになるとは誰が思ったでしょうか。

2021年末には日本のコロナ感染者数が急増し外国人入国禁止となり(この時夫が来る予定でした)、年明けにはロシアの軍事侵攻が始まり、今は海外へは出ないという選択をしました。

 

二拠点ということはイギリスには持ち家はあるのもも、日本ではどこに住むの?というのも課題でした。

最初は実家の離れに半年お世話になる予定が、2020年に父が他界。母もずっと前に他界しているので実家半年経過つも流れました。

もともと実家のある東北には永住するには冬が苦手な私には不向きだったのでそのことに関しても全く未練はなく、「次行ってみよ〜」な私は次なる夢実行開始スタート。

 

日本を長らく離れていたので、日本で親しみのある場所は東京か実家のある近辺だけ。

近年は叔母の暮らす千葉にも訪れることが増え、さらには親友が南房総へ移住。千葉への親近感が増し、千葉の空き家物件探し開始。

 

空家物件を探す理由は、第一には出せるお金がないこと。イギリスに家があるので、その家を売らない限りはもう一つ大きな金額の家を買うほど夫の給料もよくないし、私もパートをやったりやらなかったりの生活。

二つ目は和風住宅が欲しかったし、できれば古くて個性がある家をリフォームして自分たち好みにしたい。

三つ目は庭のスペースが大きいこと。古い家の方が庭のスペースが大きい。

 

ウェブ上で物件探しも楽にできる時代とはいえ、これだけは実際に内覧してみないと決めれるような品ではありません。いい物件はさっさと購入済みサイン。東北から関東の物件を探すのはすぐに動けないという忍耐力も必要です。しかしながら結局のところ、運命の物件は必ず運命の方の元へ行くのでは?

 

2021年末から2022年早春は特にコロナ規制もあり県外に出るのも難しい中の物件探しでした。