50dai-dreamer’s diary

昭和の古民家購入記録

中古住宅リノベの記録と近況

あまりにも色々とやることが多過ぎてブログに記録を付けれずにかれこれ半年以上が過ぎ去ってしまっていました。

 

遡ること、2022年10月31日

巷はハロウィーンで盛り上がっている様子。

私はと言えば、やっと浄化槽が使えるようになったので、お風呂とトイレさえあればまずは住めなくはない、とこの日からマイホーム入居。

 

 

お風呂とトイレは新品ですが、キッチンはまだシンクまでは取り付けましたが、蛇口がない。

しばらくの間はお風呂場で食器洗い。

食べ物はタンクに湧き水を汲みに行って、そのタンクで食事の用意。

 

IHクッカーも電気屋さんに繋いでもらうまでは使用できず、ガスコンロでの調理。

なるべく鍋一つの料理に。あとはお惣菜を買ってきて、ご飯は炊飯器なので、味噌汁だけ作る。

そんな生活が2週間後ど続き、やっと洗濯機がついた。

 

 

 

古い家なので、洗濯機を置く場所がキッチンに設置されていたため、追加工事を避ける理由もありそのままの場所に設置。シンクの横。

洗濯機のホースをキッチンの水道として使用できた。

11月22日にはやっとキッチンの蛇口がついてやっとほぼ人並みの生活。

IHクッカーと換気扇の電気を電気屋さんに繋げてもらったら一通りの生活はできるところまで完成。

 

 

空家物件探し

2021年秋口から千葉の空家バンクを見始め、田舎暮らし物件を物色し、夢はどんどん広がっていきました。

娘の就労支援の見学のために上京した時に合わせて、何件か内覧を予約しては見るということを数回繰り返し、その度に実際の物件を見ることの大切さと現実を突き付けられました。

いい物件が出た時にすぐに駆けつけられないもどかしさと、実際に内覧した時に自分の予算内(その時考えていた上限が700万)で買える物件なんてこんなものかという虚しさが積み重なるようになってしまいました。

 

2021年12月は夫が来日予定だったに突然の外国人入国禁止になったりで、この先どうなるんだろうかという不安と、早く住むところを確保しないとこの先また何か起こったら、という焦りも出てきました。

 

焦ってみてもない物件っはないし、これだけはちょうどいい物件が出て来るのを待つのみ。

 

2022年3月に夫は無事来日できて、それに合わせて私と娘も少し前に上京し、その時も一つ物件内覧をしました。

この物件が私の欲しい条件を満たしている上、値段交渉をして自分がもともと考えていた出せる金額にバッチリ当てはまり、断る理由がないくらい。

 

その翌日には「購入します」という口約束をしました。

 

その時の私の購入する条件は

和風物件

駐車場スペースがあること

庭に菜園が作れるスペースがあること

最寄りの駅から徒歩15分内

ご近所さんの物件とあまりくっつきすぎない

 

でした。

 

ただ、日本住宅ど素人の私の目には、この築55年の物件がどのくらい問題があるかもわかっていなかったのでした。

 

 

日本で初中古物件購入までの道すじ

2021年6月末にコロナ規制が厳しい中やっとの帰国。長かったイギリス生活から日本との二拠点生活が始まるはずだった!

 

もともと日本での二拠点生活をするという理由が、娘が20歳になる頃にイギリスでの就労支援が娘にあったものがないということ、娘が将来安全に暮らせるのは日本なのではということ、娘が日本の方がいいといっていること。

でも夫はまだイギリスに安定した仕事があるので辞めて来るわけにもいかず二拠点でやってみようと思ったのでした。

2021年に帰国したときはまだ11月にはイギリスに帰る予定でした。

 

まさか海外に行くのがこんなに難しいことになるとは誰が思ったでしょうか。

2021年末には日本のコロナ感染者数が急増し外国人入国禁止となり(この時夫が来る予定でした)、年明けにはロシアの軍事侵攻が始まり、今は海外へは出ないという選択をしました。

 

二拠点ということはイギリスには持ち家はあるのもも、日本ではどこに住むの?というのも課題でした。

最初は実家の離れに半年お世話になる予定が、2020年に父が他界。母もずっと前に他界しているので実家半年経過つも流れました。

もともと実家のある東北には永住するには冬が苦手な私には不向きだったのでそのことに関しても全く未練はなく、「次行ってみよ〜」な私は次なる夢実行開始スタート。

 

日本を長らく離れていたので、日本で親しみのある場所は東京か実家のある近辺だけ。

近年は叔母の暮らす千葉にも訪れることが増え、さらには親友が南房総へ移住。千葉への親近感が増し、千葉の空き家物件探し開始。

 

空家物件を探す理由は、第一には出せるお金がないこと。イギリスに家があるので、その家を売らない限りはもう一つ大きな金額の家を買うほど夫の給料もよくないし、私もパートをやったりやらなかったりの生活。

二つ目は和風住宅が欲しかったし、できれば古くて個性がある家をリフォームして自分たち好みにしたい。

三つ目は庭のスペースが大きいこと。古い家の方が庭のスペースが大きい。

 

ウェブ上で物件探しも楽にできる時代とはいえ、これだけは実際に内覧してみないと決めれるような品ではありません。いい物件はさっさと購入済みサイン。東北から関東の物件を探すのはすぐに動けないという忍耐力も必要です。しかしながら結局のところ、運命の物件は必ず運命の方の元へ行くのでは?

 

2021年末から2022年早春は特にコロナ規制もあり県外に出るのも難しい中の物件探しでした。